リーマンショック後から今までの仕事状況
ずっと2、3社の仕事を淡々と継続していましたが、2008年秋のリーマンショック後は多少バタバタしました。リーマンショックの直後は、さかんにニュースでいろんな影響を伝えているのを見ながらも、別に翻訳の仕事量に変化はないなと思っていたのですが、翌年1月頃からなんとなく雲行きが怪しい感じがしてきて、2月に入ったらどこからも仕事の依頼が止まりました。ちょうど1月下旬に重い風邪をひいたため、最初は「休めてちょうどいいな」と思っていたのですが、1週間から10日たっても仕事の気配がまったくないという時点で、まだ体調もちゃんと戻っていないのに、「無職になっちゃうのかな」みたいに、ひどく落ち着かない気分になり、焦りが募りました。
結局これは取引先を増やすしかないと思い、7年ぶりくらいにトライアルを受けよう、と思い立ちました。それでネットで翻訳者を募集している会社を探したんですが、なかなかこれといった口がなくて、かなりの時間をかけてなんとか2社をピックアップしました。トライアルを受けてどちらも合格。7年も仕事をしてきて落ちたらショックですよね。とりあえず落ちなかったことにホッとしました。新たに契約したうちの1社からは合格後しばらくの間継続的にお仕事を出していただいたので助かりました
また、それまで打診があってもスケジュールが合わずに受けられないことが多く、しばらく仕事をしていなかった既存の取引先に、「今時間があるんですがお仕事ありませんか」的な営業メールを初めて出してみました。初めてなのでかなり緊張しました^^。それほど規模は大きくありませんが、案件を発注していただいたのでまたホッとしました。
そうこうしているうちに、以前お世話になっていたコーディネーターさんで別の翻訳会社に行かれた方からお声が掛かり、もう1社取引先が増えることになりました。結局2月中はまるまる仕事がありませんでしたが、3月に入ってからぼちぼち仕事が入り始め、夏ごろには仕事量もすっかり元通りになりました。翻訳の仕事がなくなることはなさそうだということが分かったので、これからは浮き足立つことのないようにしたいと思います。
ただし、翻訳料金については、不景気の続く中、価格破壊が進んでいるというか、以前なら見習いレベルの相当低いと思われるレートが普通に通用しているような話も聞きます。今は自分で参考書や辞書をいろいろと買い込まなくてもインターネットでたいがいの調べ物はできるので、PCを大事に使えば必要経費は昔よりは少ないかもしれませんが、それにしても水準が低いような気がします。
私の今の翻訳料金も10年近く前の駆け出しのころのレートからごくわずかに上がったぐらいのレベルです。少し高めのレートを提示してくれていた翻訳会社の1つは、IT関連翻訳から撤退して取引が終わってしまいました。仕事を始める前には、キャリアを積めば徐々にレートが上がって収入も増えていくのでは、と思っていたのですが、今レートの交渉を持ちかけて上げることができそうにも思えず(度胸がないだけでしょうか)、体力的にも仕事量を増やすことは無理なので、収入は順調に行ってもずっと横ばいということになりそうです。
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)


最近のコメント